アメリカ世界遺産

マンモス・ケーブ国立公園

アメリカのマンモス・ケーブ国立公園は、巨大な鍾乳洞がメインの国立公園で、その規模や中に生息する珍しい生物などのため、1981年に世界遺産に登録されています。
マンモス・ケーブ国立公園の場所はアメリカ東部ケンタッキー州にあり、洞窟の規模は世界最大クラス、世界遺産に登録されている洞窟としては世界最長を誇ります。

その長さは、確認されている距離は現在で約600キロ近くまで達していますが、未確認部分もあってまだ調査中なので、その距離は、年々更に長くなっていく可能性の高い洞窟です。

マンモス・ケーブ国立公園内には、多くの洞窟がある複雑な構造となっています。
大きくは5層に分かれると言われています。
この洞窟の最深部は110メートルの深さがあり、ここには水が流れる川があり、漆黒の世界のため、眼の機能があっても役に立たないので、眼が退化した魚や色素が無くなって透明なザリガニなどの珍しい生物が生きています。

洞窟内には、高さが約60メートルもある大きな空間があり、そこはマンモスドームと呼ばれています。
ここには、水を湛えた非常に深い「ボトムレス・ピット」と呼ばれる淵があり、やはり目が退化した魚や、洞窟天井にはコウモリなど生息しています。

マンモス・ケーブ国立公園内の洞窟を探検するツアーがあり、参加することができます。
ただし、非常に人気があるので、事前に予約しておかないと参加できない可能性があります。
探検ツアーは、1時間で終わる短いものから6時間にも及ぶ長いものまで複数用意されています。

洞窟内には、鍾乳石が織りなす多彩な景観と洞窟内の鍾乳石などの石の結晶が光に当たることで発色する色彩を楽しむことができます。
探検ツアーでは、洞窟内の有名なライトアップされたスポットを見て回ります。
これ以外にも、ライトアップされていないルートの探検のコースもあって、これに参加すると洞窟探検家の気分が満喫できます。

また、20年前までは、非常に人気があった地下を流れる川を観光船で巡るツアーがありましたが、環境配慮などの問題で中止されています。

洞窟内はほぼ12℃から16℃程度で、夏などは必ず上着も持って入らないと寒くて困ることになります。
写真撮影やビデオ撮影はできますが、カメラ三脚の使用、歩きながらの撮影は危険なためNGとなっています。

尚、マンモス・ケーブ国立公園は、鍾乳洞だけでなく、地表の森林などと一体になっています。時間があれば、地表を散策することも行うと良いでしょう。
公園の入園料は無料で探検ツアーは有料です。

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