インド世界遺産

アジャンター石窟群

みなさんは「ビーマベトカ岩壁画」、「エローラ石窟群」、「アジャンター石窟群」などの世界遺産をご存じでしょうか?
これらはインドの歴史を説明する上では欠かせない重要な意味を握る世界遺産なのですが、「そもそも石窟群って何?」という人が多いので、日本人が観光する場所として選ばれることもほとんどないスポットです。

しかし、石窟群は日本人がまだ知らない素晴らしい文化で溢れている場所です。

それこそ、「これを見ずにインドの文化は語れない」と言っても過言ではないほど素晴らしい場所なので、インドの文化を一から学びたいのであれば、上記の石窟群や壁画群をぜひともチェックしておいて欲しいと思います。

とはいえこれを読んでいらっしゃるほとんどの方は「アジャンター石窟群が素晴らしいと言われても、どんな世界遺産かまったくピンと来ないし、まったく魅力が分からない!」という人が多いのではないでしょうか。

まず、アジャンター石窟群とは膨大な壁画が続く文化遺産です。

マハラーシュートラ州北部にあるこの世界遺産は、様々な大きさの三十の石窟であり、その長さたるや550メートル以上も続いています。

1983年にユネスコの世界遺産に登録されたこの世界遺産は、インドに豊富に存在する石窟群の中では珍しく壁画が多い世界遺産です。

若い人にこういった石窟の話をすると「壁画なんて見ても楽しくないんじゃない?」というような反応が返ってくるのですが、実際その壁画がどういったものかを知るとそういった反応は大体、180度違う反応になります。

ではアジャンター石窟群は具体的にどういった壁画があるかというと、「ラピスラズリ」という顔料が使われているのです。

ラピスラズリはドイツなどでは「ウルトラマリン」と呼ばれている鉱物なのですが、このウルトラマリンはそもそもヨーロッパではアフガニスタンでしか採掘されないものであり、その経緯故に「ウルトラ(超える)マリン(海)」と呼ばれていた鉱物でした。

海を越えてやってきたこの鉱物は10世紀から11世紀にかけて築かれた中国の壁画や11世紀~17世紀のインドの壁画に使われるようになり、アジャンター石窟群にあるものもまたその鉱物顔料を使われて描かれているのです。

宝石が好きな女性からすると、鉱物で描かれた世界遺産というのは非常にロマンチックに感じられる筈ですので、古代の芸術などに興味のある女性にはぜひ見学してみて欲しいと思います。

アジャンター石窟群は100年かけて築かれた壁画が見られる場所なので、美しいものが好きな方に強くおすすめできる世界遺産です。

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