イギリス世界遺産

ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸

イギリス北アイルランドの北部アントリム州のブッシュミルズの海岸線にある世界遺産の「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」は、火山活動による溶岩が作り上げた奇岩による景色が延々と8キロメートルも続く壮大かつ地球歴史を物語る貴重な地形で、奇岩が作り出した見事な景色がみることができる景勝地です。

規模の大きさ、景観の見事さから1986年に世界遺産に登録されています。

ジャイアンツ・コーズウェーとは、巨人の石道という意味で、玄武岩が作り出した主に六角形、または四角・五角・七角・八角形をした柱状節理の石からできています。
高さは高いもので12メートル、大きさは40から50センチメートルくらいが多く、その数はおよそ4万本という多さです。

その柱の上部部分は、まるで、石畳の道路のように見えることからこの名が付いています。縦に露出した部分は、まるで巨大な柱がぎっしりと並んでいるかのような景観を示しています。

柱といっても積み木のように積み重なっている姿が多く見られます。
石畳のような箇所を歩くことができますが、非常に滑りやすいので、特に雨あがりは注意して歩くようにする必要があります。

尚、「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」の景観は、その規模が大きいですが、このような自然景観は決して珍しいものではなく、規模は小さいですが他の国や日本にも存在します。

日本で有名なのは、兵庫県豊岡市の玄武洞や、玄武岩ではなく安山岩できている福井県の東尋坊なども同じでき方でできています。

ただ、「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」の場合は、柱の上部の上を歩くことができたり、規模の大きさで自然遺産としての価値は圧倒的に大きいと言えます。

柱状になった玄武岩が、その後の数百万年、数千万年の長きにわたって風雨によって風化し、さまざまな名称が付けられた奇岩になっています。
その奇岩には、「巨人の門」、「巨人のこぶ」「巨人のオルガン」、「巨人のブーツ」、「巨人の目」、「巨人のハープ」、「羊飼いの足跡」、「蜂の巣」、「組み合わせ煙突」などがあります。

「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」を見学するには、交通の便が悪いのでツアーに申し込むかレンタカーの利用になります。公共機関を利用する場合は事前に良く調べてから、行かないとここを見るだけで1日を要してしまう可能性があります。

不便な場所ではありますが、「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」の景観は、必見の価値があります。
それはイギリスにある4つの自然世界遺産の中でも、最も早い1986年に世界遺産に指定されていることからも分かります。

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