メキシコ世界遺産

テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観

メキシコといって何を思い浮かべますか。サボテンとソンブレロ帽?マリアッチ、ブラックビーンズとサルサ、ガガモレやタコスでしょうか。いえいえ、もしあなたがすこしでもお酒を飲む人なら、メキシコといえばテキーラ、と答える筈です。

さて、いまではカクテルのマルガリータにいれられるお酒としてテキーラは有名ですが、その原料は何であるか御存知の方は意外に少ないのでは。実は、メキシコの特産品でもあるリュウゼツランという植物から作られているのです。

メキシコのハリスコ州、テキーラ市の限られた原料、製法で作られたものをテキーラと呼び、その他はメスカルといって区別されているようです。テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観は、このリュウゼツランの栽培地や醸造所が世界遺産登録されたものです。

このリュウゼツランは実はすでに3500年前にこの土地に自生していたものと考えられていますが、蒸留酒として製造し始めるようになったのは、スペイン人がこの地に入ってきてからのことです。17世紀の始めになると、ハリスコ州内でも工場が作られるようになり、18世紀になると、様々な周辺施設も続々と建設され、19世紀になるとメキシコの特産品として全国的に知れ渡るようになりました。

世界遺産、テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観は、テキーラ山からリオ・グランデ渓谷までの標高2000メートル以上のところに広がっています。また、登録されている醸造所は、テキーラ市や近隣師の醸造所が含まれています。

日干しレンガや漆喰など、当時の新古典主義やバロック形式の装飾をまとった建造物も見られます。テキーラ、エル・アレナル、アマティタンの街並も世界遺産登録されているので、醸造所だけではなく、街全体、教会堂なども興味深く眺めることができます。リュウゼツランの茂る景観の素晴らしさと、原住民とスペイン人の文化の融合、またテキーラが世界的に有名になり、さまざまな文化的な影響をもたらしていることから、世界遺産登録をされたようです。

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