ドイツ世界遺産

バンベルク市街

イタリアのヴェネチアといえば美しい水の都として有名ですが、ドイツにも「ドイツのヴェネチア」と呼ばれる美しい水の都があるのを知っていますか。ドイツ南部のバイエルン州にあるバンベルク市街という小さな町です。

ここは今からおよそ1000年前、当時の神聖ローマ帝国皇帝ハインリヒ二世がドイツ南部のキリスト教普及の中心地としてこの町に司教座を置きました。その後第2次世界大戦の戦火を免れた歴史ある建造物の数々が評価され、1993年に文化遺産としてユネスコ世界遺産に登録されました。

バンベルクには数々の見どころがあります。大きな特徴はマインツ川の支流であるレグニッツ川が町のほぼ中央に流れており、川沿いに立ち並ぶ古い町並みやところどころにあるアーチ状の橋が、水の都ヴェネチアを彷彿とさせます。見どころの一つである旧市庁舎は川の中州に建てられており、両岸へはアーチ状の橋でつながれています。これは居住区と聖堂が立つ地区の境界線になっているといわれており、市庁舎が中立の立場にあることを表しているためともいわれています。 市庁舎の外壁にはフレスコ画が描かれており、川から見るその眺めはなんとも趣の深いものがあります。

バンベルク市街の一番の見どころは何といっても大聖堂だと言えるでしょう。この大聖堂はドイツを代表する後期ロマネスク様式で建てられています。丘の上の4つの尖塔が特徴的な建物です。数々の貴重な美術品があることで知られ、今日ではたくさんの人々が訪れます。代表的なのは、バンベルクの騎士の像です。繊細な線で写実的に彫られた馬の上にまたがる凛々しい騎士の像は、理想の騎士像を描いたとされています。ドイツ中世美術を代表する作品の一つです。

またこの大聖堂を建てた皇帝ハインリヒ2世とその妻クニグンデ皇后の大理石の墓も見事な装飾のレリーフで有名です。墓の蓋には、ハインリヒ2世と妻クニグンデの自画像が彫られています。この墓は、ドイツで彫刻マイスターとして知られるティルマン・リーメンシュナイダーによって10数年かけて造られた大作といわれています。

現在市立歴史博物館として使われている旧宮殿も見どころの一つです。クラシカルな雰囲気の木造回廊は趣があり素敵です。バンベルクにはたくさんの聖堂があります。 聖ミヒャエル教会の聖ミヒャエル像も細部まで彫られていて見事です。レグニッツ川沿いに広がる小ベニスと呼ばれる漁師街も水面に映る趣ある街並みがとても美しく、船上で街並みを眺めるだけでもこころが落ち着く気がします。

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