フランス世界遺産

レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群

インド洋に浮かぶ火山島・レユニオン島は、フランスの海外県です。そして、この島の40%を占める地域は、「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」という名称で、2010年に世界自然遺産に登録されました。

世界有数の世界遺産保有国であるフランスの中で、「自然遺産」部門での登録は、「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」で3件目になります。また、世界遺産として認められてまだ数年しか経っていないレユニオン島は、これから観光客の増加が見込まれる、世界でも最も注目される観光スポットの一つになっています。

レユニオン島の歴史は、僅か500年ほどです。1507年に、ポルトガル人がこの島を発見したのが、島の歴史の始まりです。その後1640年にフランス人が上陸し、フランス領であることを宣言し、その時に初めて「レユニオン島」と名づけられました。その後一時期イギリスの支配下に置かれたこともありますが、1946年にフランスの海外県になって以来、フランスの一部になっています。レユニオン島では、通貨「ユーロ」が流通し、公用語はフランス語です。しかし、植民地時代には様々な民族がレユニオン島に入植したので、町行く人々を見ると、白人、黒人、褐色系とその人種・民族は様々です。それ故、島全体が多民族によって、独特のエキゾチックな景観を形成しています。そしてそこがまた、レユニオン島最大の魅力の一つになっています。

レユニオン島の豊かな自然の光景には、目を見張るものがあります。「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」を形成するのは「ピトン・デ・ネージュ」と「ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ」という名の2つの火山と、「マファト圏谷」「シラオス圏谷」「サラジー圏谷」の3つの圏谷(けんこく)です。「圏谷」とは、山の斜面を掬い取ったように削られた谷のことで、「ピトン・デ・ネージュ」はこの3つの圏谷に囲まれています。そして、この3つの圏谷は、ネージュ山の景観を独特なものにし、世界でもここでしか見られない自然景観を造り出しています。「ピトン・ドゥ・ラ・フルネーズ」もまた、非常に激しい起伏を持つ崖が形成する、個性的な美しさが非常に有名なところです。ネージュ山は、現在は活火山ではありませんが、フルネーズ山では現在も火山活動が続いています。過去8年で火山の大爆発が20回もあり、そのたびに、フルネーズ山は姿を変えてきました。フルネーズ山は爆発のたびに変化を遂げ、新しい一面を描き出しています。

「レユニオン島の尖峰群、圏谷群および絶壁群」が織り成す美しい自然美は、ネージュ山或いはフルネーズ山で見られる山の風景だけではありません。澄んだ美しい水を湛える海の景色もまた大変見事です。島に上陸すると、山々、そしてそこに生息する多種多様な動植物の光景に目を奪われ、振り返って海を見渡すと、そこにはまた壮大な水色の光景が広がっています。ですから、レユニオン島は、あらゆる角度から自然美を堪能できる所なのです。

レユニオン島は日本人にとっては未開の地ですが、フランスでは既にリゾート地として、その名が知られています。人々が培ったエキゾチックな文化と自然美の光景は、バカンスを楽しむ人々の心を癒してくれます。

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