中国世界遺産

中国華南の世界遺産

中国に限らず、世界には「奇景」と呼ばれる場所が数多く存在します。
その姿は名前通り、ふだんの生活の中ではまず見ることのないような、奇妙で不可思議な形状をしているのですが、中国の場合はこの奇景の数と規模が日本とはけた違いになっています。
中国のそういった「スケールの大きすぎる」奇景は時に「世界遺産」という形で保存され、後世まで残ることになるのですが、中にはあまりにも広大で気軽に観光できないような奇景もあるのです。

たとえばその一つに「中国南方カルスト」があります。

この世界遺産は、カルストと呼ばれる地質で形成されている自然遺産です。

映画でもCGでも観たことのないようなスケールの世界遺産なので、写真などを観ると思わず「これは本当に実在する場所なの?」と疑わしくなってしまうかもしれません。

それくらい南方カルストという世界遺産は奇妙で広大な場所なのですが、ではこの世界遺産はいったいどこにあるのかというと、雲南省と貴州省と重慶市にあります。

「三つの市にまたがっているの!?」と驚かれた方もいるかもしれませんが、そもそもこの世界遺産は総面積1460平方キロメートルに及ぶ巨大遺産です。

今まで世界遺産を数多く観てきたという人も、南方カルストのスケールを知ると思わず目を疑います。

一応、詳しい地名を挙げておくと「雲南省石林イ族自治県」、「貴州省茘波(れいは)県」、そして「重慶市武隆県」にまたがっているのですが、あまりにも広大過ぎるスポットなので、歩いて回ろうとしてもまず回れません。

しかも、内部にある「武隆地域」のカルスト地形などは武隆中部・東部にあり、その種類はそこからさらに細分化されていきます。

どういう地形でどういう地質であるか、という点なども、事前にチェックしていこうとすると、情報量のあまりの多さに仰天することになるのではないでしょうか。

そもそもこの世界遺産自体が、学術調査の現場として今現在も使われている地域であり、まだまだ研究する部分が多大に残っている地域なのです。

形成過程を調べてから観光へ行きたいのであれば、ポイントを押さえる程度にしないといつまで経っても情報収集が終わらなくなってしまいます。

また、この世界遺産は文化遺産ではなく自然遺産なので、時間帯によって観られるロケーションがまったく違うということも考慮しておくべき点です。

朝焼けの世界遺産も美しいのですが、夕暮れから夜にかけての世界遺産の姿もかなりミステリアスなので、自分が一番観たいと思う時間帯を考えておきましょう。

そして、前述の通りこの世界遺産には三つのポイントがあります。

そのポイントごとに地形もやや異なっているので、なるべく自分が観光しやすいポイントを選択するようにしましょう。

また、カルストはあくまでも「奇景」とされている世界遺産です。

普通の岩山とはまた違う景観が広がっていますし、その岩も剣の形をしていたり、塔の形をしていたりと、本当に信じがたいような形状をしています。

そういった良くわからないものが多い場所なので、むやみに奥に入っていこうとするとケガをする可能性があります。

「岩が多い場所に行く」ということをしっかりふまえた上の服装で行くのがベストです。

また、基本的には安全に整備されている世界遺産ではあるのですが、場所によっては非常に危険な難所もあります。

女性だけで行くと非常に危ないので、男性と一緒に行くのがおすすめです。

もし一人だけで行くことを考えているのであれば、せめてガイドブックやコンパスなど、道筋が分かるものをしっかり手にして参戦しましょう。

もちろん、日差しの強い日などに行くと熱射病になる恐れもあるので、帽子などもできればかぶっておいた方が無難です。

お子さんを連れて行かれる場合はくれぐれもケガやトラブルがないように、事前に場所についての説明をしてから連れて行くようにしてあげてください。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国