中国世界遺産

北京と瀋陽の明・清王朝皇宮

中国には周辺諸国にはまず存在しない、巨大な世界遺産が現存しています。
中でも、「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮(ぺきんとしんようのみん・しんおうちょうこうきゅう)」という遺跡名の世界遺産は、他の世界遺産を圧倒するほど巨大な建造物です。

1987年にユネスコの文化遺産に登録されたこの世界遺産は、万里の長城に引けを取らない巨大遺跡であると同時に、世界最大の木造の宮殿でもあります。

観る者すべてを圧倒するスケールのこの世界遺産は、なんと万里の長城のある場所と同じ市内である北京に保存されているのです。

この世界最大の木造宮殿・「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」は、北京市中央部東城区に保存されており、今では故宮(貴族の拠点として機能しなくなった宮殿)として観光されるようになっています。

ちなみにこの「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」は、14世紀から20世紀初頭までのおよそ500年間に渡って、貴族の生活の拠点として使われており、ラスト・エンペラーである「溥儀(ふぎ)」が退去するまでずっと宮殿として使われ続けてきた住居でした。
中国最後の王朝である清王朝の皇帝・ヌルハチ(万里の長城の北部に「後金」を建てた偉人)や、その息子であるホンタイジが住んでいた瀋陽の故宮も今では博物館として現存しているのですが、日本ではまず観ることのできない広大な敷地に建築されているので、目にしてからの数秒間は時が止まったように感じてしまうかと思われます。

ラストエンペラーが出て行ってからは博物館、故宮博物院として一般に公開されているこの世界遺産は、中国の歴史を知るに当たって欠かせない要素をぎゅっと凝縮したスポットなので、中国史に関心のある方はぜひこの世界遺産を訪れてみましょう。

また、この世界遺産を南下していくと天安門もあるので、政治的な世界遺産をめぐりたい方はセットで観光してみましょう。

ちなみに万里の長城のようなやや体力のいる世界遺産とセットにして、一日ですべての場所を観光しようとすると、かなり無理が生じるので、できれば日を分けてじっくり見学できるようにするのがおすすめです。

いずれも予備知識を頭に入れてから観に行くのとそうでないのとでは、見応えがまったく違ってくるので、歴史の教科書を開くということができなかったとしても、できればラストエンペラーに関する映画などはチェックしておいた方が良いかもしれません。

北京は日本よりも乾燥した気候なので、喉を痛めやすい人は水分補給に注意です。

国でさがす
イタリア
スペイン
中国
フランス
ドイツ
メキシコ
イギリス
インド
ロシア
アメリカ
オーストラリア
ブラジル
ギリシャ
日本
カナダ
スウェーデン
イラン
ポルトガル
ポーランド
チェコ
ベルギー
トルコ
オーストリア
ペルー
スイス
韓国
オランダ
ブルガリア
エチオピア
キューバ
アルゼンチン
クロアチア
ノルウェー
フィンランド
ルーマニア
ハンガリー
チュニジア
南アフリカ
モロッコ
スリランカ
アルジェリア
エジプト
タンザニア
インドネシア
ベトナム
コロンビア
オセアニア
南米
中米
西・中央アジア
東南アジア
中東諸国
アフリカ
旧ユーゴ
バルト三国
旧ソ連地域
中央ヨーロッパ
北欧
知られざる小国