スペイン世界遺産

テイデ国立公園

スペイン領内で、七つの島と七つの無人島で構成されているカナリア諸島内にあるテネリフェ島に、今は火山活動を休止しているテイデ山という山があります。

その周囲18900ヘクタール、コロナ自然公園を中心とした54128ヘクタールが、世界遺産にも登録されているテイデ山国立公園です。

スペイン領内最高峰の山で、海抜の標高3718メートル、海底からでは7500メートルにもなり、大西洋の島にある山としても最高峰、島自体が地球で第三位の規模を持つ火山島で有名です。

火山活動を休止しているとはいえ、今までは何度も噴火を繰り返していて、歴史上被害の大きかった噴火は、1704年、1705年、1706年と続けて起こっていて、一番近いもので1909年の噴火で西斜面の一部を崩した噴火と記録が残っています。

一方、テイデ国立公園周辺は固有種の植物が多いことでも知られていて、黄色い花を咲かせるエニシダの一種でテイデエニシダ、双子葉植物のムラサキ科の一種で、成長すると3メートルにもなるエキウム・ウィルドプレッティなどの多種多様な植物が密生しています。

また、一部では硫黄ガスが今も噴出している場所がありますが、テイデ山中腹の1000~2000メートルはカナリーマツの森林も広がっていて、今現在は自然豊かな国立公園になっています。

とはいえ、テイデ山周辺はカルデラになっていて、ごつごつした岩がごろごろしていて、地層からむき出しになったところでは、何層にも分かれた火山灰もあり、そのほとんどが自然に作られた石の芸術作品のようにいたるところで見る事が出来ます。

テイデ国立公園にはバスが毎日運行されていて、テイデ山の標高2356メートルまで、そこからはロープウェイで3555メートル、立ち入り許可書を取得すれば、頂上まで残り200メートルをそれなりの準備をすれば気軽に登る事が出来ます。

緑の自然と、溶岩で出来た芸術作品を同時に見る事ができ、偉大な自然の力を実感することもできるテイデ国立公園は、都会の喧騒を離れゆっくりとした時間を過ごすには最適な場所と言えるのではないでしょうか。

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