スペイン世界遺産

サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ

世界遺産『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』は、スペイン領の大西洋に浮かぶ7つの島から成るカナリア諸島のひとつ、テネリフェ島北部にある街の名前です。

ここ『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』は、スペインと先住民・グアンチェ族との融合やヨーロッパとアメリカ大陸の影響を受けた文化など、様々な融和により作りあげられてきたコロニアル調の街並みが広がっています。この500年にもおよぶ歴史をそのまま残している事から、1999年に世界遺産・文化遺産に認定されたのです。

15世紀末に入植してきたスペイン人により、敗北したベルベル人を祖先に持つグアンチェ族はこの『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』に移住させられました。融和を図った結果、スペイン人とグアンチェ族との結婚が増え、また共に大聖堂などを建造したりするに至ったのです。

現在この島のほとんどの人がスペイン人とグアンチェ族のハーフの子孫だと言います。グアンチェ族は、金色の髪と青い目、長身が特徴だったというので、美男美女の街とも言えますね。

またこの島は貿易が盛んだったこともあり、アメリカ大陸やヨーロッパ各地の文化が流れ込んできました。その結果多くの『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』でしか見れないような建造物が残されています。

有名なのが≪ナバ宮殿≫というアデランタード広場にある建造物です。マニエリスム(後期ルネッサンス)・バロック・ネオクラッシクの異なる3つの様式が混合しており、とても珍しい造りとなっています。建物正面も特徴的で、外壁に青みがかった切り石を使っており、とてもキレイです。
その他、芸術的な≪サン・フランシスコ教会≫≪サンタ・カタリナ修道院≫などがあります。

『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』の街の構成も、大変興味深く造られています。
この街は、街が造られる当時の「測量法」「航海術」などを用いて造られており、碁盤の目のように道を交差させてルネサンス調の整備された街に仕上げています。500年も前の技術が今もなお崩れずに存在しているのです。

現在の『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』は、主に文化だけでなく大学都市として学問の中心地になっています。
ここでは島らしく海鮮料理が多く、中でも「ビエハス」は名物料理のひとつ。この「ビエハス」に「ラパス・アサーダス」という大きな焼いた牛蒡と一緒に食すのが美味しいのだとか。代表的な料理としては「パパス・アルナーダ」という、ピンポン玉大のジャガイモに、「ホモピコン」という唐辛子とパプリカで作った赤いソースをかけるものもあります。

『サン・クリストバル・デ・ラ・ラグーナ』は、歴史や文化を残しつつも、今も学問の分野でスペインでも先を行く街なのです。

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