スペイン世界遺産
アルカラ・デ・エナーレスの大学と歴史地区
スペインのアルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区は1998年に世界遺産として登録されました。

その世界遺産に登録されたスペインのアルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区はマドリーナ近郊にある都市ですので、アクセスがしやすいので是非足を運んでもらいたい場所の一つです。
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区はマドリードからバスか電車に乗れば30分程度で着くことができます。
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区の電車の本数はスペインでも多い方なので、特に時間帯は気にしなくても乗れるでしょう。
アルカラ・デ・エナレスの大学と歴史地区はドン・キ・ホーテの著者、ミゲル・デ・セルバンテスの出身地としても有名です。
アルカラは他の都市とは異なり、街全体が最初から大学都市として計画されていた街であったことが一番の特徴といえます
大学を中心に作られた都市ですので、今でも大学都市として有名であり、たくさんの学生がこの町に住んでいます。
最初に作られた大学では、印刷技術の力によって世界で初めて多言語での対訳聖書を発刊することができました。
しかし、最初に作られた大学は1836年にマドリード・コンプルテンセ大学としてマドリーナに移転されております。
大学が移転しまったことによって街全体が衰退していきましたが、後にアルカラ大学が設立され、アルカラのシンボルにもなっております。
アルカラ大学では、毎年セルバンテス賞という授賞式が行われています。
この授賞式には、スペイン国王と首相も出席されるスペインで一番名誉のある文学賞なのです。
この賞を受賞できる人も素晴らしいですが、セルバンテスという名前が他人の作品を評価できるわけですから、本人もきっと喜んでいるに違いありません。
また、最初に作られた大学は移転したものの、建物の中に入ることは可能です。
15世紀に作られた大学をご自分の目で見ることができるので一見の価値ありです。
学生が多いので街も活気がありますし、街並みも素晴らしいので行けば必ず心を動かしてくれます。
大学以外にも修道院や大司教など、見どころはたくさんあるのでおすすめですよ。
スペインに来たら是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
スペイン独特のその造りを見ることができるのも観光の大きなメリットになっているようです。洋風の造りというのは日本ではほとんど見ることができません。そのほとんどが輸入住宅であるわけです。そのため、本場の建築物を見るのはとても質の高い観光になります。