イタリア世界遺産

パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園

イタリアのパエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園は1998年に世界遺産に登録されています。

まず世界遺産の1つであるパエストゥムは、イタリアのサレルノ駅から列車で30分程度のところにあります。
イタリアのナポリからも1時間ほどで到着できます。
パエストゥムは神殿の遺跡が残る場所で、ギリシアのアテネにある神殿、シチリア島にある神殿、そしてイタリアのパエストゥムの神殿が世界の3大神殿と言われています。

神殿の建物の全容が残っているわけではありませんが、石造りの神殿の柱などの骨格が綺麗に保存されています。
アテナ神殿・ネプチューン神殿・平和の神殿の3つのほか、敷地内にはプールの跡や劇場の跡も残っています。

ヴェーリアの考古遺跡群は、紀元前4世紀から紀元前3世紀頃に栄えたエレアの街の跡として知られています。
ポルタ・ロサは街の中心を通っていた街路で、石灰石のブロックで敷き詰められ、雨水を排水するための側溝も備えられており、当時の道路建築を研究する重要な遺跡となっています。
他にも貯水槽や建造物の跡も見られます。

パエストゥムの国立考古学博物館は、考古遺跡群の一角にあり、神殿の敷地内から出土した調度品などの展示や遺跡からの出土品を見ることができます。

パドゥーラのカルトゥジオ修道院は、1306年頃から450年あまりの時間をかけて数々の増築を行った荘厳な建築が人々の目をひきます。
修道院のメイン部分はバロック様式になっており、修道士の生活した部屋やホールなどの部屋数はなんと320室、床面積にして5万平方メートルに及びます。回廊は1万2千平方メートルが繋がり、84の列柱が並んでいます。
この回廊は世界一の広さと言われています。

白大理石で作られたらせん階段のほか、天井に飾られたスタッコ、美しい彫刻の数々や聖家具が置かれ、厨房や中庭などもそのまま残されており、かつての修道士たちの生活や祈りの場としての歴史を垣間見ることができます。
また、修道院内に西ルカーニア考古学博物館が併設されています。

チレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園はこれらの遺跡群を含む国立公園として保護されたエリアで、パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群はチレント内に、カルトゥジオ修道院はヴァッロ・ディ・ディアーノの領域にあります。

神殿や古い街並み、世界遺産の歴史的建築の修道院という文化遺産が密集しているイタリアのエリアとして価値が認められ、パエストゥムとヴェーリアの考古遺跡群やパドゥーラのカルトゥジオ修道院を含むチレントおよびヴァッロ・ディ・ディアーノ国立公園という一帯が世界遺産に認められたのです。

歴史や考古学好きにはたまらないエリアであるとともに、パエストゥムはモッツァレッラチーズの産地でもあることから、イタリアグルメを味わうにも最適です。
水牛を飼育する牧場が多く、朝、出来立てのモッツァレッラチーズを頂けたり、チーズたっぷりのピザを味わうことができます。

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