イタリア世界遺産

フェッラーラ:ルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯

世界遺産が世界で最も多い国イタリア。
そのなかで1995年に世界文化遺産に登録されたのがフェッラーラのルネサンス期の市街です。
また1999年にはポー川デルタ地帯も追加で世界遺産登録されました。

フェッラーラはイタリアの中核都市ボローニャの近郊北に50kmほどにある人口13万人の街で、アドリア海に注ぐ、イタリアでは最も長い河川のポー川の中流の辺のやや内陸部にあります。

フェッラーラは、ミラノやローマからボローニャに向かい、ボローニャで乗り換え、そこからヴェネツィアに向かうイタリア国有鉄道ユーロスターの急行も停車する比較的アクセスの便利な世界遺産です。

またフェラーラはエルコレ1世・デ・エステにより、15世紀後半から16世紀にかけて建造された城壁に囲まれており、その長さは9kmもあります。
世界遺産に登録された歴史地区には、初期ルネサンス様式のテラコッタ装飾が施された宮殿・邸宅が数多く残っています。
またエルコレ1世・デ・エステが特に音楽家を庇護し、アントワーヌ・ブリュメルなどを輩出しました。

イタリアの世界遺産フェッラーラのルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯の中で、最も著名なのが、そのエステ家の宮邸エステンセ城です。
ニコロ2世により14世紀建造のレンガ造りの城で、四方を掘で囲まれた堅固な造りの城で、現在の建物は16世紀後半に改築されたもので、今はその一部は市役所になっています。

そのほか市街には、ロマネスク様式のフェッラーラ大聖堂、14世紀に建造されたスキファノイア宮、エステ家によって13世紀に建てられたムニチパーレ宮殿などが著名ですが、エステンス城に次ぐ人気の史跡がディアマンテ館です。
ディアマンテ館は、外壁をダイヤモンドに見立てた白大理石で覆われた建物で、現在は国立絵画館となっており、館内にはコズメ・トゥーラなどのルネサンス時代のフェッラーラ派の画家の作品が展覧されています。

また世界遺産に追加登録された、市街の北側を流れる「ポー川のデルタ地帯」は、54000ヘクタールの広大なデルタ地帯が広がっています。
スイスアルプスに始まりアドリア海まで総延長650kmの川ながら、大河というわけでもなく、日本でよく見る流れ緩やかな清流といった川です。

世界遺産はフェッラーラから下流域のコマッキオまで続いています。
フェッラーラのルネサンス期の市街とポー川デルタ地帯には湿地帯をはじめ松林、河口付近には砂丘、塩田などがあり、自然豊かな地です。
ここでは川下りが人気です。

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