イタリア世界遺産

ヴェネツィアとその潟

「アッティラが攻めてくる」時は5世紀、フン族の侵攻に押され、ゲルマン人の大移動が始まります。
ヴェネト人は身の危険を感じ、アドリア海干潟に浮かぶトルチェッロ島へ渡り、時の流れと共に、干拓で居住地を広げながら街を築いていきます。

これがイタリアの「世界遺産」の代表格である、ヴェネツィアとその潟の、発展の始まりです。

現在のヴェネツィアとその潟は、大運河を中心に無数の運河が縦横無尽に走る、世界随一の水都であり、その美しさはアドリア海の女王と絶賛されています。

「世界遺産」にふさわしい風格を備えたこの異色の街は、葦の生えた干潟に杭を無数に打ち込むことで土台を築き、その上に街を造ったのです。
海の上にこのような景観が出来上がるとは、心から驚愕してしまいます。
ヴェネツィア人は金勘定に長け真面目な人が多いと言いますが、そこはやはり陽気なイタリアです。

縞シャツに赤いスカーフをなびかせたゴンドリエがゴンドラを漕ぎながら、ウィンクを投げてきたり、迷路のような街を鼻歌を歌いながら小走りに行き交う人々を眺めているだけでも旅情はクライマックスに達することでしょう。

また中心のサンマルコ広場にある塔に登って、ヴェネツィアとその潟全体を眺めてみると、絵葉書のような美しさに思わず時間を忘れてしまいます。
世界遺産のサンマルコ寺院を覗いたり、アカデミア美術館にドゥカーレ宮殿と見るべきものは本当に盛りだくさんです。

観光に疲れたら、サンマルコ広場へ戻りましょう。
伝統と格式のある素晴らしいカフェが二軒あります。
そのうちの一軒には、かの有名なカサノヴァも常連として通っていました。
カフェのテラスに座り、カプチーノを片手にのんびりとした時間を持つのは、如何でしょうか。

イタリア名物のカプチーノとエスプレッソの間のようなコーヒー、マッキャートを試した事がないなら是非お奨めさせてください。
マッキャートが注文できたら、いっぱしのイタリア通と言えますよ。
ヴェネツィアとその潟は海に開けた街なので、やはりお奨めはシーフード料理です。

イカ墨のパスタはここが本場なので、是非試してみましょう。
イタリアの地元の人は観光客でごったがえす中心地を離れ、ムラーノ島やブラーノ島へ、水上バスで渡って外食へ出かけます。
ムラーノ島はヴェネチアンガラス造りの島であり、ブラーノ島は刺繍の島としても有名です。

またベニスに死すという映画で有名になったヨーロッパ有数のリゾート地、リド島へも水上バス等で渡ることが出来ます。
日常を離れて異空間へ旅立ちたくなった時、ヴェネツィア以上に、期待に応えてくれる「世界遺産」はないかもしれません。

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